地域農業の存続


「この田んぼ、誰かに託したい」

「体力的にキツくなってきた…」

「この先、続けられるか不安…」

兼松は、
そんなあなたの支えになります。

日本の水稲収穫農家の数は1970年の約466万戸から2020年には約70万戸と、約50年間で7割減少していると言われています。

水稲農家数

約50年間で7割減少

また米の生産量も1970年の1,253万トンから2020年には776万トンと、約50年で4割以上減少しています。

米の生産量

約50年で4割以上減少

その背景には

  • 米の消費量減少
  • 農業人口の高齢化と後継者不足
  • 気候変動の影響による異常気象
  • 米の価格低迷

などが考えられますが、このままでは2040年には米の生産が需要を賄えないほど大幅に低下するとまで言われています。
私たち兼松は、そんな現状を打破すべく、長野県大町市で「地域農業の存続」というVisionを掲げ、3つの事業を展開しております。地域農業の存続の為には次の2つの要素は必須と考えます。

①IT(スマート農業)の導入

これからは生産コスト向上の為に自動しろかき機や自動耕運機、自動田植え機などの導入は必須と考えます。まずは自社でしっかりとテスト運用を行い、実績を作った上で生産者様にご提案いたします。

②人材育成

機械の導入だけでなく、それを使いこなせる人材の育成も同時に必要となります。特に若い人を中心に積極的に採用し成長できる土壌を作っていきます。


今後の取り組み


・通年雇用の実現

現在、兼松では水稲栽培が中心なので、春秋の繁忙期以外は仕事が少なくなります。そこで、今後は「かんしょ」や「トウモロコシ」など作付けし収穫することで、通年雇用を実現したいと考えております。

・海外実習生の受け入れ

日本の農業は世界的に見ても進んでいます。「良いものを作ろう」とする土壌がありますので、その精神や農業技術の普及の為に、海外からの実習生も積極的に受け入れていきます。

・ECサイトでのお米の販売

最新の肥料や農薬、スマート農業の導入と若手の人材育成で、美味しいお米を作って終わりではありません。せっかく美味しいお米を作るのですから、一般消費者の方に直接購入いただけるようにECサイトを構築します。社会問題を解決し、生産者と消費者がWin-Winの関係になる「三方よし」の実現を目指して精進して参ります。

 

代表取締役社長 藤巻秀卓

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