農薬・肥料に関する正しい知識
最近では、効果が長く持続する遅効性の性能の良い肥料が出てきました。少し割高にはなりますが、こちらの使用をお勧めしております。というのも、昨今の農業では環境保全の観点からも「保肥力のある圃場作り」を行い、「河川への肥料に含まれる有害物質の流出を極力抑えよう」という方針に変わってきているからです。また、最近では無農薬や有機農法が着目されていますが、こだわり過ぎると、病害虫の大量発生を招く危険性もあります。発生した害虫を駆除するために、さらに大量の農薬を使ってしまう、というサイクルにならないためにも、適正・適切な肥料と農薬の使用を推奨しております。最近の農薬は人に対する毒性がないものしか登録できませんので、まずは農薬や肥料に対する正しい知識を持つことが重要です。